君だけに。


「ふぁ~。ちょっと、休憩しよっか。」


「うん、そうしよ!!」


心がペンをおいて伸びをする。

だいぶ進んだかな!?

「香澄、授業聞いてる?」




ギクッ…
痛いとこ突かれた…



「あん…まり…?」



だって、学校でも
隣に心がいるんだもーん!


「あははは」


…あれ?

笑うの…?

眩しすぎる笑顔に、ドキドキと

チクッが混じって。



「笑うとこじゃないよー?!」

と言っても

「あはははははは」と
笑い続けていた。


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