や、うん。ちょっとラッキーでした。【短編】三


「それより、そこにしゃがんでるの疲れるでしょ?
隣、座りなよ。」



焦った、本気で焦った

なんでかはよくわからないけれど
一応座るのは避けていたのだから。


私があわあわしている中、当の咲月くんは

ポンポンッと隣を叩きながら座る様に促している





緊張しながらも、断ることが出来なかったのでお邪魔することにした

多分赤いであろう顔を隠す様に咲月くんを盗み見ると



こちらを見て笑った




< 8 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop