や、うん。ちょっとラッキーでした。【短編】三
「それより、そこにしゃがんでるの疲れるでしょ?
隣、座りなよ。」
焦った、本気で焦った
なんでかはよくわからないけれど
一応座るのは避けていたのだから。
私があわあわしている中、当の咲月くんは
ポンポンッと隣を叩きながら座る様に促している
緊張しながらも、断ることが出来なかったのでお邪魔することにした
多分赤いであろう顔を隠す様に咲月くんを盗み見ると
こちらを見て笑った