3つの掟!?


「今日でバイバイだね。我が家よ。」
と、しんみりやってたら、

「何バカなこと言ってんのよ。学校間に合わなくなっても私知らないからね?じゃあ私もそろそろ行くから、何かあったら連絡してね?」
と、言い残してガラガラとスーツケースをひこずっていってしまった。

あ、マミー全然冷たくないからね?私たち親子はクールな関係なんだ。なんでも話し合える的な?むしろ、仲のよい友達って感じ...

「げっ、やばい。走んないと間に合わないかも。」
と、一人ぶつぶつ言いながら鍵を閉めて我が家を出た。

管理人さんに鍵を渡し、全力疾走して学校に向かった…と、

「いってー。」
「いったーい。」

げ、最悪。知らない人とぶつかり二人で転倒...

「ごめんなさい、ごめんなさい!」
と、必死に謝り続けていたら、

「あー。別に大丈夫だから。それより、あんた青山学園の生徒だろ?いそがねーとマジやばいよ。」

んなこと、言われんでも分かっとるわ!と、いいたいが、

「ほんとーに申し訳ありませんでした。では、」

と、再び走り出した…

後ろで、ぶつかった男の人が、






























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