クローバーの丘〓短編恋愛〓
クローバーの丘
「ど、どうしたの?」
慌てて須藤くんに顔をむける
『あの…、えっとーーー』
いざとなったら好きという一言がなかなか言えない。
昨日の夜あんなに練習したのに…
でも、このチャンスを失ったら想いを伝えられないかもしれない
あたしは唇を噛み締めて言ったーーーーーーーーー
『須藤くんが、好きです。』
やっぱり困ってる…?
須藤くんは顔を下に向けてなかなかあげてくれない。
やっぱり無理だったよね