lucky love
次の日。

「奈緒ちょっといいか?」

と、裕太に呼ばれたのでついていった。


「昨日、豊に告白されたんだってな?」

「え、あ、うん。」

「へぇー。」

「でも、裕太のこと好きだから断ったんだよ?」

「じゃあ…」

「えっ?」

裕太は私を床に寝転ばせ、私の口を塞ぎ、私のブラウスのボタンをとりはじめた。


「ん゛ー!ん゛ー!」


私の声にならない声は、響かずにその場でしか聞こえない。
こんなところでいやだよ…。
こんなの裕太じゃない…。
もう裕太なんて嫌い!
そんなことを思っていると裕太の手がスカートに近づいてきた。
もうだめだ…
そう思っていると…
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