鳥かごの少女
床に散らばった洋服をかき集め、大きめのバスケットに放り込んだ。

ふとソファーの上に小さな黒い羽が落ちていることに気がついた。

カラスのものにしては小さいような……。

「アンナさん!ちょっと、手伝ってちょうだい!急にお客様が…」

「わかりました!お嬢様、失礼します」

慌ててバスケットを抱え、ドアに鍵をかけた。

「とりあえず、ディナーの用意を…それが終わったら客室のベットメイクをお願いね」

「はい」
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