迷える蝶の翅休め
phase Ⅰ
選択をしない選択
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小野崎潤、16歳
俺は恋をした
相手は部活のマネージャー
しかも一歳年上、高嶺の花
平均値を寄せ集めたような
こんな平凡すぎる俺でも
好きでいてもいいですか?
誰よりも可愛いその人は
誰よりも潔くて
誰よりも芯の通った人だった
この人を好きになってよかった
そう思える相手に巡り会えて
俺、幸せです
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このお話は『夢みる蝶は遊飛する』の番外編になります
本編の雰囲気を崩したくない方はご注意ください
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すべてを置いてきた
あの場所へ
わたしはわたしを
取りに行くの――・・・・
会いたい人がいます
会えない人がいます
捨ててきた夢が
置いてきた人が
伝えたい想いが
ここにあります
かつてあなたがいた
この場所でわたしは
失ったものを
取り戻します
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このお話は『夢みる蝶は遊飛する』の番外編になります。
そちらをお読みになってから読まれることをおすすめいたします。
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どうして私はここにいるの
生きていることが罪だった
生きていくことは罰だった
ただ、愛されたかっただけだったのに
愛に飢えた少女がつけた
笑顔の仮面の下には
いつも悲しみが満ちていた
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