。. 永遠の約束 .。
バキッ!ボカッ!
…うち、こういうことでしか自分を忘れられないのかな。
こうやって自分のことが嫌いだって思ってる自分が1番嫌い。
ほんとは弱いくせに強いふりして。
そのためにケンカして力を見せつけて。
でも、こうすることでしか、うちの居場所なんてない。
誰もうちのことなんて必要としてない。
うちなんか、生きてても意味なんて…ない。
こうやってケンカして、高い地位についたのは、うちの存在が必要あるものだって思いたかったから。
このいつものケンカは、うちの存在価値なんだ。
…こんなことを考えて、余計に虚しくなった。
「ぐはっ!ゲホッ、ゲホッ」
ドサッ
「はぁはぁ……。」