【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
「……こ、…うさか…っ」
彼女の形の言い、桃色の唇から発せられ
た俺の名前がやけに色っぽくて、という
か潤んでいて。
俺の脳に甘い痺れを駆け巡らせる。
「だから、なんだよ」
委員長に触れない事もあってか、つい、
苛立ったような声が出てしまう。
それに反応して、ビクッと委員長が震え
た。
「お、怒ってる……の?」
怒ってないよ、って言ったら、委員長は
どうするんだろう。
安心すんの?それともいつもみたいに、
顔を真っ赤にさせながら怒るの?
「俺は―――」
「ご、ごめんなさい!」