【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
「好きだ」
そんな嘘とも本当ともわからない言葉を
囁きながら、彼は私にそっと触れる。
その長い指先は、私の唇をなぞるように
触れ、もう片方の腕では、私の両腕を、
がっちりと頭の上でベッドに縫い付けて
いる。
「好きだよ、委員長」
彼はクスッと微笑みながら、私にそっと
唇を重ね合わせた。
「ん……っ」
「委員長の鳴き声、もっと聞かせて?」
そこまでいうと彼は、妖艶に微笑み、私
に唇を寄せて―――囁いた。
―――もっと、乱れなよ。