【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
プイッとそっぽを向いて、下へと目線を
落とした。
「……あなたに関係ない」
和馬って言葉を聞くたびに、どうしても
会いたいって衝動にかられる。
そんな私に香坂はとんでもない事を言い
出した。
「言わないなら―――犯すよ?」
「出来るもんならやってみなさ―――き
ゃっ!?」
やってみなさいよ。
その言葉は全ては押し出されず、私はい
つの間にか香坂に押し倒されていた。
香坂の右手はしっかりと私の両手をベッ
ドの上で縫い付けて。
左手は、私の頭の横について、私の上に
馬乗りになっている。
急激に加速していく鼓動。