【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
「な……にして…」
掠れた声でそう言うと、サラ、と金髪を
揺らしながら、香坂は口角をあげて笑っ
た。
「だって、やってみなさいよって言った
の委員長でしょ」
「そんなの―――……」
本当に、されるとか思ってるわけ、ない
じゃない。
来るもの拒まず、去るもの追わずじゃな
かったの?
私は少なくとも、去るものに入るハズで
しょ。
それともからかってるの―――……?
「香坂……」
「んで?その和馬ってのは、誰?つか、
委員長の何?彼氏?」
「なんで―――……」
「言わないと犯すから、マジで」