【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
しばらくそうやって委員長を堪能したあ
と、唇を離す。
ほんとはこのままずっとくっ付けていた
かったけど、委員長が苦しそうだったか
ら。
「……はぁ…っ」
必死で息を吸い込む委員長。
可愛い。
「……委員長、なんで抵抗しないの?」
そっと委員長の頬を撫でながらそう言う
と、委員長は顔を真っ赤にさせて、涙目
になりながら俺をまっすぐ見つめた。
「……香坂が、救えるかと思って……」
は?俺を、救う?
思ってもみなかった返答に、思わず怪訝
な表情を浮かべてしまう俺。
「どういうこと?」
「溝渕君に……香坂を救えるのは私だけ
だって言われたの……」
彼方……アイツ余計なこと言いやがって
。