【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
そんなとき、いつも家に来てくれて、私
を慰めてくれるのは、幼なじみの、市原
和馬君だった。
『僕がいるから、もう寂しく無いでしょ
?』
天使みたいな笑顔で、そう言いながら、
いつも私に構ってくれた。
和馬君―――……。
会いたいよ、和馬君……。
「ん……」
「あ、起きた」
「……―――」
ふと目が覚めると、いつもの光景。つま
り勿論私の部屋。
……の、筈なのに。
「おーい。大丈夫かぁー?」