【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
◇壊れたココロ ─希美side
今日は、ついにクリスマス。
「よお、希美」
今現在、和馬君の家の前です。
朝、9時。
私はお気に入りのワンピースコートを着
て、和馬君の家の前に立っていた。
インターホンを押すと、すぐに和馬君が
出てきて、そう言って微笑んだ。
「おはよう、和馬君」
「ん。つか寒いだろ?とりあえず入んな
」
そう言って私を中へと招く和馬君。
家の中だったからか、かなり薄着の和馬
君は寒そうに肩を震わせていた。
「おじゃましまーす」
そう言って中に入る。