【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~





だけど心配してくれる和馬君が、可愛い




「……和馬君があったかいから、平気」



そういって、きゅう、と抱きしめ返すと
、和馬君がピクッと肩を揺らした。



「……いきなり可愛いこと言うなよな」

「えっ!?」



いやいや、可愛くないし!



そんな風に言われると、こっちまで恥ず
かしくなって来ちゃう。



二人して真っ赤になって、なんだか変な
空気になっていると。



「と、とりあえず部屋いくか。ここじゃ
暖房効かないし」



和馬君が慌ててそう言うから、私も頷い
た。



「じゃあ、先に俺の部屋行ってて」

「うん」



リビングに向かった和馬君を見送ってか
ら、和馬君の部屋に向かう。





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