【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~
「―――くん……香坂君!」
呼ばれていた事に気付かず、ハッとして
、委員長のお母さんを見つめる。
それから、ちょっと微笑んだ。
「……何ですか?」
「香坂君は、希美の彼氏なのっ!?」
―――彼氏……。
そんな関係になれたなら、どんなにか幸
せだろうな……。
彼氏になれば、委員長は俺に笑顔を見せ
てくれるんだろうか。
あの可愛い唇で、俺に愛を謳ってくれる
んだろうか。
委員長が俺の彼女になれば、もう何も気
にせず委員長をめちゃくちゃに出来るの
に。
委員長の洋服を全て剥ぎ取って、そのし
なやかな身体中に、俺のものだって痕を
つけてやれるのに。