さよなら初恋の人。
「まぁ、いいや。それで、わかるよな。この後どうするか。」

あたしは、首を縦に振った。

「なら、いい。」

そう、いった後、その人はしゃべることを止め、
次の駅で、前回 被害にあった時のように、
ことは進んだ。

「あ、あの・・・・すみませんでした。
痴漢犯と間違えて・・・。」

「別に、いい。」
その、人は冷たく言い放った。
(うっ・・・やっぱ、怒ってる。)

「あんた、狙われやすいから気をつけな。
三回目は、俺は助けられないからな。」

「は、はい。すみません。」

「・・・じゃあ、気をつけ・・」
「待ってください。あの、名前 聞いてもいいですか?」

「は?なんで、俺があんたに名前 言わなくちゃいけないんだよ。」

「あたし、前の時 名前言いましたよね?」
「知らねぇよ。あんたの名前なんて。」

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