明日、あなたが目覚めたら




それが、きっかけ。



変わらないふり。
気づかないふり。

誤魔化して、上っ面だけ仲良くなんて。


そんな器用なことは、もうできない。




今までの君が全部ウソみたいに、私に素っ気なくなって。


今までの私が全部ウソみたいに、君に素直じゃなくなる。





面影さえもなくなってしまった、私たち。



それでもなぜか私は、あなたのことが大好きなままで。


どうして?なんて聞かれたら、わからないけれど。




だから私は、
あなたの背中にすがりついて。


あなたは、それを
振り払わないでいてくれた。




振り向いてくれなくてもいいよ。

隣を歩いてくれなくてもいいよ。


ただ、そばにいてほしい。



その背中さえそこにあれば、私はきっと大丈夫だから。


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