これってやっぱり、あれですね?
そう思うと、不思議とドキドキが治まり、自分でもびっくりするくらい冷静になってた
「………補給は終わりましたか?」
「……小野は…」
「荷物の整理をしたいので、私は部屋に入ります。失礼いたします」
そう言い若社長の顔をみずに部屋に入った。
部屋には荒木さんがセッティングしてくれたベッド…その横のサイドテーブルに小さなメモ用紙が置かれていた
《何かあったら連絡してくださいね。何か無くても待ってます 荒木》
というメッセージと携番とメアドが書かれていた。
何だか荒木さんのすることがスマートに感じる。女慣れしてるのかな?
そういえば、若社長のする事ってスマートに思えたりイラついたり…
二人って似てるようで似てないかも…
ボンヤリ考えてたら不意に携帯が鳴った