夢旅
さらに何時間も
ユイはカルの治療を続けた………。
そして、
ユイが倒れこんだ………
俺はユイの体を抱きよせた………。
「ユイッ!!
大丈夫かっ!!」
もう………
もう………
俺の目の前で、
大切な人が苦しむ姿を見たくないよ………
大切な人が目の前で
苦しんでいるのに、
俺は何もすることができなくて、
ただ神様にすがることしかできなくて………
こんな自分が嫌でしょうがなかった………
ユイはかすれた声で俺に言った。
「応……急………処置は……
終わり………まし………た………」
それだけ言い残すと、
ユイは気を失い倒れてしまった。
ユイが気を失うと同時に、
マトの動きを封じていた
魔法が解けた。
コウが倒れる2人と俺の前に立ち、
身構えた。
後ろ姿だったから
わからなかったけど、
コウが泣いているように見えた。
無茶苦茶な質問だったけど、
コウは真剣に俺に聞いてきた。
「2人背負って走れるか……?」
「あぁ!!
絶対連れて行く!!」
ユイはカルの治療を続けた………。
そして、
ユイが倒れこんだ………
俺はユイの体を抱きよせた………。
「ユイッ!!
大丈夫かっ!!」
もう………
もう………
俺の目の前で、
大切な人が苦しむ姿を見たくないよ………
大切な人が目の前で
苦しんでいるのに、
俺は何もすることができなくて、
ただ神様にすがることしかできなくて………
こんな自分が嫌でしょうがなかった………
ユイはかすれた声で俺に言った。
「応……急………処置は……
終わり………まし………た………」
それだけ言い残すと、
ユイは気を失い倒れてしまった。
ユイが気を失うと同時に、
マトの動きを封じていた
魔法が解けた。
コウが倒れる2人と俺の前に立ち、
身構えた。
後ろ姿だったから
わからなかったけど、
コウが泣いているように見えた。
無茶苦茶な質問だったけど、
コウは真剣に俺に聞いてきた。
「2人背負って走れるか……?」
「あぁ!!
絶対連れて行く!!」