夢旅
ルクは唇をかみしめ、
さらに続きを話した………。
「10日以上………
それ以上意識を失ったままだと
かなり危険な状態です………。」
俺はその言葉で
頭の中が、
真っ白になった。
でも本当は、
俺なんかよりずっと、
ルクの方が辛いのに………
それでも言うべきだって思って、
話してるのに……………
ユイが意識を失ってから、
10日なんてとっくに過ぎている……。
俺が………
俺がユイを連れ出さなければ………
ユイはこんな目に………
あわずに済んだのに………
俺は、
人に迷惑をかけてばかりで、
俺のせいで大切な人の
命までも危険にさらされている………
だったら………
だったら………
俺なんか………
俺なんか生まれてこなければよかったのに………
俺なんかがいなければ、
カルだってユイだって
みんな幸せになれたのに………
俺は真っ白になった頭で、
頭に一番強く浮かんだ言葉を
口にした。
「ユイを助けたい」
さらに続きを話した………。
「10日以上………
それ以上意識を失ったままだと
かなり危険な状態です………。」
俺はその言葉で
頭の中が、
真っ白になった。
でも本当は、
俺なんかよりずっと、
ルクの方が辛いのに………
それでも言うべきだって思って、
話してるのに……………
ユイが意識を失ってから、
10日なんてとっくに過ぎている……。
俺が………
俺がユイを連れ出さなければ………
ユイはこんな目に………
あわずに済んだのに………
俺は、
人に迷惑をかけてばかりで、
俺のせいで大切な人の
命までも危険にさらされている………
だったら………
だったら………
俺なんか………
俺なんか生まれてこなければよかったのに………
俺なんかがいなければ、
カルだってユイだって
みんな幸せになれたのに………
俺は真っ白になった頭で、
頭に一番強く浮かんだ言葉を
口にした。
「ユイを助けたい」