夢旅
「俺………2人の旅
見届けるのもだけど、
旅で出会った人を幸せにしたい。
過去を見ないだなんて
俺にはできないけど、
前をもっと見るよ。
俺が守れなかったあいつみたいな
そんな人をもう作りたくないんだ………
もう………」


コウは涙をぬぐい、

手に手紙と

写真を握りしめ、

部屋を出て行った。



町で食べ物を

買っているみんなを見つけた。


「遅れて悪い!!
おこずかい少し持ってきた~!!」


そう言ってコウは、

俺たちに袋に入った

お金を渡してきた。




俺たちは

一通り準備を終えて、

町をでる準備をしていた。


「私も少し寄りたい場所があるんだけど………」


ユイがそう言ってきた。


「俺も一緒に行っていい?」


「はい!!」


俺とユイは二人で

ユイの行きたい場所というところに

向かった。


だいぶ歩き

町を少し抜けたところで、

ユイが口を開けた。


「ここです。
私がよりたかった場所。」


そこは古くからあるような

神社だった。


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