夢旅
約束の時間も

近づいてきたので、

俺たちは店を出て

噴水の前に向かった。


約束の時間10分前、

俺たちは噴水の前に着いた。



「やっぱり俺ら先だったな~」


カルがそう言うと、

答えるようにしてコウも言った。


「そうだな~
ユイは大丈夫として、
ルクは買い物に行かせたら
帰ってこなさそうなタイプだしな~」


「んなことないって!!
ルクはああ見えても
しっかりしたやつなんだからな!」


俺は、

心の中では

コウに賛成していながら

一応、反論しておいた。


「『ああ見えても』は余分です!!」


突然のその声に、

俺たち3人はびっくりして

振り向いた。


そこには、

今風な格好をしたユイとルクが立っていた。


ルクは

首にネックレスを着け、

腕にはブレスレットをはめ

ショートパンツに

キャミソールを着て

ハデ目でかわいくなっていた。


そして、


ユイの服装は………



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