夢旅
白のワンピースを着て、

本当に可愛くなっていた。


その可愛さに

思わず見とれてしまっていた。


俺がユイを見つめていたから

ユイは少し顔を赤らめ、

うつむいていた。


服装だけで、

イメージとかも結構変わるんだな

そんな当たり前のことを改めて思った。


「可愛いよ、ユイ!」


俺がそう言うと


「ありがとう
ノイさんもカッコいいよ!」


ユイは返事を返してくれた。


「そこイチャイチャしない!!
ただでさえ暑いのに~」


「なっ………」


俺もユイも

顔を真っ赤にしていた。


一緒になって

顔を赤らめたから、

またルクがからかってきた。


「お二人さん仲良いね~
私たちのこと忘れて、
デート気分ですかぁ~?」


そして

俺たちはまた顔を赤らめる………。



ルクには勝てないな……



その時、

カルが俺たちの手首を

指さし言った。


「そうだったのか………」


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