あたしの隣は指定席

中学の時の俺からしたら、こんな街中でキスするなんてありえなかった。



でも、凛と会ってから凛が他の男と話してるのが気に食わなくて、『凛は俺のもの』って世界中の奴らに教えたかった。




ーブーっブーっブーっ



ポケットの中で俺の携帯がなった。



携帯を開くと



「和也からだ」



「和也くん？なんて？？」




「センコウにはお前らが学校にくる途中に怪我したから、裕介が凛ちゃんの手当てしてるって言った。
でも、今日の運営委員には来いだと」



「でも、学校戻んなきゃ」


「今から俺と遊び行かない？？ りーん」



凛の顔がまた赤くなって

「いいよ。でも今日だけだからねっ」