あたしの隣は指定席


あたしの頭の中にはそんな言葉がグルグル回っていた。

審判の先生達が集まって、話している。




そしたら、裕介が棒から飛び降りてあたしの所に来た。



「俺のこと応援してくれたか?」



今日の裕介なんか変……


いつもの裕介ならこんなに行事に参加しないで、どっかに隠れてるのに。



「ちゃんと応援したよ!!」




< 143 / 284 >

この作品をシェア

pagetop