あたしの隣は指定席



外に出たら、



「綺音〜まってたよぉ〜」


と男の人が綺音さんに駆け寄った。



あれが彼氏だ…


あんなに優しそうなのに…


なんで?
なんで?



あたしの頭は着いて行くことができなかった。


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