あたしの隣は指定席



俺はホテルに向かって走ろうとした。



そしたら、和也が腕を掴んだ。



「お前、今までどこで誰といたんだよ」



「………」



「言えねーのかよ」



「バイトの人とアイス買いに行ってた」



「その間凛ちゃん何されてたと思う?」



「………」



「裕介!!」



和也が大声で叫んだ。


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