爆走ガール

最悪なヤツら

「…大丈夫か⁉ケガしてないか⁈」


「あっ…はっはい…大丈夫…です…」

「大丈夫。あたしはあんたを助けに来たから。もう心配ないよ」



さっきまで怯えていた男子生徒の顔が、
すこし綻んだ。

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