安心するのは君の手~男友達と~【TABOO】
彼氏がいるのに手の温もり
「今日、部活だけど、秋奈はいつものとこにいる?」
「うん。図書室で待ってるよ。大会近いんでしょ?頑張ってね、大輝」
「ああ。じゃあ、また後で」
いつものように大輝を見送って向かった図書室には碁盤の前にいる薫。
過去に廃部になった囲碁部が使っていた碁盤と石は拠点となった図書室に現在でも残っていた。幼なじみの薫は毎日のように練習用の本を読みながら碁盤を見つめていた。
「うん。図書室で待ってるよ。大会近いんでしょ?頑張ってね、大輝」
「ああ。じゃあ、また後で」
いつものように大輝を見送って向かった図書室には碁盤の前にいる薫。
過去に廃部になった囲碁部が使っていた碁盤と石は拠点となった図書室に現在でも残っていた。幼なじみの薫は毎日のように練習用の本を読みながら碁盤を見つめていた。