続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
―――バキッッ!!!







その時


鈍い音がして、あたしに手を伸ばしていたヤンキーが後ろにぶっ飛んだ。





「「「!!!」」」







飛ばされたヤンキーはそのまま地面に倒れこみ、あたしと他のヤンキーは目を見開く。








「……てめえら何してんの?」





そしてそんな声と共にあたしの体はグイッと抱き寄せられて…。








「コイツ俺の女なんだけど」




頭上から響く低い声にあたしの瞳が熱くなる。






「…じ……ん…」



「つかお前もなんでこんな所にいんの?」



「う…ごめ…なさ」








陣はあたしをギュッと抱き締める。







「許さねー。あとでお仕置き」










陣に怒られてるのに…ホッとして嬉しくて


あたしの瞳からはポロポロとさらに涙があふれでる。


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