続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「陣を……陣を呼んでどうするつもりなの?」
「んなもん、決まってんだろ?とりあえず動けなくなるまでボコボコにして、力の差を見せつけてやる」
「なっ……」
「それから、この誓約書に敗北の証の血印をもらう」
葛西レオはあたしに近づきながら、白い制服の胸元から筒状に丸められた紙を取りだし広げる。
そこには無数の暴走族の名前と、それぞれの下に指紋の血印が押されていた。
「この誓約書が血で埋まるとき、俺ら白龍連合は全国でナンバー1ってことになるんだよ」
くくく……と笑う葛西レオの冷徹な笑みに、あたしは背中がゾっとする。
「そんな……卑怯だよ!こんな風にあたしを人質にしたり、仲間割れさせるようなことをしたり!」
「卑怯?ちげーよ、これは戦法だろ?どんなことをしても、最後に勝つ奴が一番強いんだよ」
「そんなことない!あなたなんてレナちゃんを利用したりして、一人じゃ陣に勝てないくせに!」
「んなもん、決まってんだろ?とりあえず動けなくなるまでボコボコにして、力の差を見せつけてやる」
「なっ……」
「それから、この誓約書に敗北の証の血印をもらう」
葛西レオはあたしに近づきながら、白い制服の胸元から筒状に丸められた紙を取りだし広げる。
そこには無数の暴走族の名前と、それぞれの下に指紋の血印が押されていた。
「この誓約書が血で埋まるとき、俺ら白龍連合は全国でナンバー1ってことになるんだよ」
くくく……と笑う葛西レオの冷徹な笑みに、あたしは背中がゾっとする。
「そんな……卑怯だよ!こんな風にあたしを人質にしたり、仲間割れさせるようなことをしたり!」
「卑怯?ちげーよ、これは戦法だろ?どんなことをしても、最後に勝つ奴が一番強いんだよ」
「そんなことない!あなたなんてレナちゃんを利用したりして、一人じゃ陣に勝てないくせに!」