続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
陣はむくりと起き上がると、さんざん殴られ口元から流れる血を左手で拭った。
「なんでぇ、おめぇまだ自力で起きれんのか?」
「当たり前だ……なめんな」
憎まれ口を叩くゴリさんを陣はギロリと睨む。
葛西レオは突然現れたゴリさんにあっけにとられているようだ。
「な、なんだてめぇ?伊勢谷陣の仲間か?」
「こんなヤツの仲間なわけがねぇだろが。俺はN高の五里雄次郎だ。この地区を制覇してぇなら伊勢谷陣じゃなく俺を覚えとけ!」
ゴリさんが葛西レオとそんな押し問答している間に、陣はあたしの元までくると、あたしを押さえつけていたレナちゃんを左腕でグイっと引きはがした。
「き、きゃ……」
突然のゴリさんの登場に予定が狂いオタオタしていたレナちゃんは、よろめきながら簡単にあたしを解放する。
まわりのヤンキーたちも、半分パニックなのか動けずにいる。
「なんでぇ、おめぇまだ自力で起きれんのか?」
「当たり前だ……なめんな」
憎まれ口を叩くゴリさんを陣はギロリと睨む。
葛西レオは突然現れたゴリさんにあっけにとられているようだ。
「な、なんだてめぇ?伊勢谷陣の仲間か?」
「こんなヤツの仲間なわけがねぇだろが。俺はN高の五里雄次郎だ。この地区を制覇してぇなら伊勢谷陣じゃなく俺を覚えとけ!」
ゴリさんが葛西レオとそんな押し問答している間に、陣はあたしの元までくると、あたしを押さえつけていたレナちゃんを左腕でグイっと引きはがした。
「き、きゃ……」
突然のゴリさんの登場に予定が狂いオタオタしていたレナちゃんは、よろめきながら簡単にあたしを解放する。
まわりのヤンキーたちも、半分パニックなのか動けずにいる。