続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「姉御!陣さんは病院の建物の中っす!」
「え?!」
「俺らが駆けつけた時、陣さんは一人で戦ってて…この人数相手に一人でヤるとかやっぱ陣さん強ぇっす!あーとにかくそっからは俺らも加勢して、大乱闘になったんっすけど…」
タツの言葉にあたしは胸がくるしくなる。
あたしとゴリさんを逃がした後、
タツたちがここに駆けつけるまで
陣は諦めずにずっと一人で戦っていたんだ…。
「わかった!ありがとうタツ!それで陣は?陣は今は病院の中で休んでるってこと?!」
あたしの言葉にタツは首を横に振る。
「違うっす。陣さんは白龍連合のヘッドの赤毛の男に病院の中に引きずられて行ったんすよ……!俺も慌てて付いて行こうとしたんすけど……この乱闘ですぐに動けなくて……今ようやくキリがついて陣さんのとこに向かおうとしてたんっすよ!」
「!!」
タツの言葉にあたしは目を見開く。
じゃあ……
陣は今頃たったひとりであのキケンな男と一緒にいるの?!
もう体力だってほとんど残ってないはず。
弱り切った陣でも葛西レオなら情け容赦なく痛めつけるに決まってる。
「え?!」
「俺らが駆けつけた時、陣さんは一人で戦ってて…この人数相手に一人でヤるとかやっぱ陣さん強ぇっす!あーとにかくそっからは俺らも加勢して、大乱闘になったんっすけど…」
タツの言葉にあたしは胸がくるしくなる。
あたしとゴリさんを逃がした後、
タツたちがここに駆けつけるまで
陣は諦めずにずっと一人で戦っていたんだ…。
「わかった!ありがとうタツ!それで陣は?陣は今は病院の中で休んでるってこと?!」
あたしの言葉にタツは首を横に振る。
「違うっす。陣さんは白龍連合のヘッドの赤毛の男に病院の中に引きずられて行ったんすよ……!俺も慌てて付いて行こうとしたんすけど……この乱闘ですぐに動けなくて……今ようやくキリがついて陣さんのとこに向かおうとしてたんっすよ!」
「!!」
タツの言葉にあたしは目を見開く。
じゃあ……
陣は今頃たったひとりであのキケンな男と一緒にいるの?!
もう体力だってほとんど残ってないはず。
弱り切った陣でも葛西レオなら情け容赦なく痛めつけるに決まってる。