続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
「ん……」
やわらかい毛布の感触。
うっすら目を覚ますと、ぼやける視界の先にはあたしを心配そうに見つめる、ゴリラ――…
ゴリラ……?
え?
ゴリラ??!
あたしがぱちっと目を開くと、ゴリラもびっくりしたように目を見開く。
「きゃああぁぁぁ!!!」
「おぉぅう?!!…やっと目ぇ覚ましたか!」
ふえぇ?!
ゴリラが喋ったので慌てて目をゴシゴシ擦ると
目の前にいたのはゴリラではなくゴリラのようにいかつい大男だった。
しかもあたしはなぜか男物のベッドの上にいる……
「ここ…どこ!?そして誰!?」
慌ててキョロキョロするあたしにゴリラ男さんは少し頬を染めながら言う。
「お、落ちつけ、ここは俺んちだ。そんで俺はN高の五里雄次郎(ごり ゆうじろう)だ」
「ご…ゴリさん?」
ゴリさんはこくんとうなずく。
なんて覚えやすいネーミング…
やわらかい毛布の感触。
うっすら目を覚ますと、ぼやける視界の先にはあたしを心配そうに見つめる、ゴリラ――…
ゴリラ……?
え?
ゴリラ??!
あたしがぱちっと目を開くと、ゴリラもびっくりしたように目を見開く。
「きゃああぁぁぁ!!!」
「おぉぅう?!!…やっと目ぇ覚ましたか!」
ふえぇ?!
ゴリラが喋ったので慌てて目をゴシゴシ擦ると
目の前にいたのはゴリラではなくゴリラのようにいかつい大男だった。
しかもあたしはなぜか男物のベッドの上にいる……
「ここ…どこ!?そして誰!?」
慌ててキョロキョロするあたしにゴリラ男さんは少し頬を染めながら言う。
「お、落ちつけ、ここは俺んちだ。そんで俺はN高の五里雄次郎(ごり ゆうじろう)だ」
「ご…ゴリさん?」
ゴリさんはこくんとうなずく。
なんて覚えやすいネーミング…