続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
放課後
いつものように下駄箱前に行くと陣が待っている。
「お、お待たです!」
両手をポケットに突っ込みながらルーズに下駄箱にもたれていた陣は
駆け寄るあたしに背中を下駄箱から離す。
「おっせぇよ」
「あ、はい、すみません」
「毎日なにしてんの?もうちょい早く来れんだろ―が」
くぅ……
そんな風に言われてもいちいちカッコ良くてドキドキしてしまう自分が悔しい。
陣はふんと目を細めるとスタスタ歩きだす。
「あ、待ってよ!」
あたしはその背中を慌てて追いかける。
確かにあたしはトロいけど、放課後の女の子は何かと忙しいんだよ。
真澄ちゃんと喋ったり、陣と会う前にはトイレにだって行きたいし…
だけど今日の陣はなんだか少しご機嫌ななめな気がする。
いつものように下駄箱前に行くと陣が待っている。
「お、お待たです!」
両手をポケットに突っ込みながらルーズに下駄箱にもたれていた陣は
駆け寄るあたしに背中を下駄箱から離す。
「おっせぇよ」
「あ、はい、すみません」
「毎日なにしてんの?もうちょい早く来れんだろ―が」
くぅ……
そんな風に言われてもいちいちカッコ良くてドキドキしてしまう自分が悔しい。
陣はふんと目を細めるとスタスタ歩きだす。
「あ、待ってよ!」
あたしはその背中を慌てて追いかける。
確かにあたしはトロいけど、放課後の女の子は何かと忙しいんだよ。
真澄ちゃんと喋ったり、陣と会う前にはトイレにだって行きたいし…
だけど今日の陣はなんだか少しご機嫌ななめな気がする。