続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
そろそろと陣を見上げると案の定恐ろしい顔をしていた。






「俺の部屋?」



「ち…ちが!!それを今から相談しようと思ってたんだよ!!」



「お前、俺以外の男の部屋に入ったわけ?」



「違う!違うよ陣!訳を聞いて?」






ゴリ男はずんずん目の前まで来て、あたしにスクールバッグを差し出す。




「ほれ、悪かったな。もっと早くに届けに来れりゃ良かったんだが…今日1日困ったろ?」



「あ…あの…」





バシッ!


陣はあたしに向けられたスクールバッグを叩き落とす。



あたしのスクールバッグは地面に落ち、陣はあたしの肩をグイッと引き寄せた。






「俺の女に気安く喋んな」


「あ?」






陣とゴリ男の間に火花が飛び散る。


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