続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
―――――――…
レナちゃんが転校してきてから数日が経ち、あたし達はずいぶん仲良くなった。
レナちゃんはしっかり者に見えて実はかなり天然さんだった。
「まったく…世話しなきゃならない相手が増えたわ」
真澄ちゃんがそう言うくらい、レナちゃんはおっちょこちょい。
体育で走れば転ぶし、スカートのファスナーは2日に1回はうっかり全開になっている。
お弁当を食べようとすればひっくり返すし、財布を出せば小銭をぶちまけてしまう。
だけどその度にレナちゃんは、おっとりと笑うんだ。
「いちいち落胆しても仕方ないですからね。人生笑っていれば良いことも必ず起こります」
なんか……
どこかで聞いた台詞だ。
それにこの不運さと前向きさ、
他人事に思えない。
まさか世の中にあたしと同じ境遇の子がいたなんて…!
レナちゃんが転校してきてから数日が経ち、あたし達はずいぶん仲良くなった。
レナちゃんはしっかり者に見えて実はかなり天然さんだった。
「まったく…世話しなきゃならない相手が増えたわ」
真澄ちゃんがそう言うくらい、レナちゃんはおっちょこちょい。
体育で走れば転ぶし、スカートのファスナーは2日に1回はうっかり全開になっている。
お弁当を食べようとすればひっくり返すし、財布を出せば小銭をぶちまけてしまう。
だけどその度にレナちゃんは、おっとりと笑うんだ。
「いちいち落胆しても仕方ないですからね。人生笑っていれば良いことも必ず起こります」
なんか……
どこかで聞いた台詞だ。
それにこの不運さと前向きさ、
他人事に思えない。
まさか世の中にあたしと同じ境遇の子がいたなんて…!