続★キケンだらけの課外授業～私の周りは不良がいっぱい!?～

「へぇ？レナちゃんてやっぱり、そんな感じだったんだ」





昼休みの屋上。


今朝の出来事を話す俺に佐和はのんきに言う。






「やっぱりってなんだよ」


「ん？昨日会った時にちょっと違和感は感じてたんだ。裏表ありそうっていうか、確信はなかったけど」





佐和は微笑みながら言う。






「さすが佐和さんっすね。自分はまだ実際見たことないっすけど美少女って自分のクラスでも話題っすよ」




俺と佐和の向かいに立つタツも言う。





「確かにすごく綺麗な子だよ。いい子っぽいし」



「でも裏は悪女なんすよね？」



「故意の悪女なのか、悪気のない天然ちゃんなのかは分からないよ」