続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~
授業がやっと終わり、あたしはヘナヘナとイスに座る。
「未唯、あんたどうしたの?他の授業でも注意されっぱなしじゃない」
落ち込むあたしの元に真澄ちゃんがやって来る。
真澄ちゃんの言う通り
今日のあたしは散々だった。
体育の授業では有り得ない低さのハードルにまで引っ掛かり何回も転けるし
科学実験ではフラスコをあぶりすぎてガラスの底を真っ黒に焦がすわ、リトマス紙を炎上させるわで大変だった。
さっきだって、先生に何回も当てられるし
挙げ句立たせられて良い見せ物だ。
「何かあったの?」
「…………」
心配そうに首をかしげる真澄ちゃんに、あたしはためらいがちに周りをキョロキョロする。
レナちゃんは教室の少し離れた場所で他の子達と喋っている。
「未唯、あんたどうしたの?他の授業でも注意されっぱなしじゃない」
落ち込むあたしの元に真澄ちゃんがやって来る。
真澄ちゃんの言う通り
今日のあたしは散々だった。
体育の授業では有り得ない低さのハードルにまで引っ掛かり何回も転けるし
科学実験ではフラスコをあぶりすぎてガラスの底を真っ黒に焦がすわ、リトマス紙を炎上させるわで大変だった。
さっきだって、先生に何回も当てられるし
挙げ句立たせられて良い見せ物だ。
「何かあったの?」
「…………」
心配そうに首をかしげる真澄ちゃんに、あたしはためらいがちに周りをキョロキョロする。
レナちゃんは教室の少し離れた場所で他の子達と喋っている。