伝えたいことがあるんだ

たくさんのそんざいたち

きみがここに

くるときに




たくさんの『そんざい』が

きみといっしょに

きみの『じんせい』を

おうえんしてくれると




やくそくしてくれたんだ




きみががんばろうときめたから

『そんざい』たちは

きみとともに

きみの『じんせい』を

いっしょにみていくと




そうきめたんだ




それまではまわりがよくみえていたきみ

けれど

『からだ』というよろいをきたことで

きみのみえるものは

とてもすくなくなってしまった





みえなくなってしまったきみは

とてもふあんで

とてもこころぼそくて

いつもどこかに

おそれをいだくようになってしまった





『そんざい』たちは

そんなきみを

いつもはらはらみつめていて

なんとかきみに

えがおになってもらいたくて

なんとかきみに

おおきくなってもらいたくて




かわるがわる

そのときのきみに

いちばんひつような

そのときのきみの

いちばんちからになるような

そんな『そんざい』たちが



かわるがわる

かわるがわる




きみをたすけてきたんだ





ねぇ

めをとじて

みみをすませて

ほんとうのきみを

『こころ』をおもいうかべてみて





そこにはかならず

きみのまわりにはかならず

きみとともに

ないたり

わらったりしている

『そんざい』たちが





きみをみつめているのだから




きみのすることで

『そんざい』たちは

ないたり

わらったり

するのだから





そんなやさしい『そんざい』たちを

えがおにするまほうをもっているのは

誰でもない






きみだけなんだから