なんで俺じゃあかんねん
「誰?あの人。」
彼女が去ってしまってから葵に問う。
「はあ?覚えてへんの?」
「うん。」
俺関わりあったか?
「中学になってから、あたしらの学年で一番最初にハルに告ってたやん。」
「そーやっけ?」
「そうやで!
あたし、あん時散々利用されてんから。」
あ~それで、ちょっとキレ気味やってんな。
あの人に対しての挨拶も、なんかそっけなかったし。
「なんか、すいません。」
「ホンマや!!」
葵はフンッと鼻息荒く「まったく。」とかぶつぶつ言ってる。
要は、あいつのせいで俺はもっと葵から嫌われるようになったってことか。
そう考えると、俺もあいつは好かん。
「まあ、ハルのせいちゃうのは、わかってんねんけどな。」
スマホをタッチしながらボソッと言った。
「でも、やっぱりハルにあたってまうねん・・・」
「ええよ。別に。」
それに、俺、おまえが女子関連で俺に怒るのそんな嫌いじゃないし。
嫉妬か?
なんて、淡い夢を見られるから・・・・
彼女が去ってしまってから葵に問う。
「はあ?覚えてへんの?」
「うん。」
俺関わりあったか?
「中学になってから、あたしらの学年で一番最初にハルに告ってたやん。」
「そーやっけ?」
「そうやで!
あたし、あん時散々利用されてんから。」
あ~それで、ちょっとキレ気味やってんな。
あの人に対しての挨拶も、なんかそっけなかったし。
「なんか、すいません。」
「ホンマや!!」
葵はフンッと鼻息荒く「まったく。」とかぶつぶつ言ってる。
要は、あいつのせいで俺はもっと葵から嫌われるようになったってことか。
そう考えると、俺もあいつは好かん。
「まあ、ハルのせいちゃうのは、わかってんねんけどな。」
スマホをタッチしながらボソッと言った。
「でも、やっぱりハルにあたってまうねん・・・」
「ええよ。別に。」
それに、俺、おまえが女子関連で俺に怒るのそんな嫌いじゃないし。
嫉妬か?
なんて、淡い夢を見られるから・・・・