なんで俺じゃあかんねん
一礼して、席に向かう。
横山さんが軽く手を振っているから、こっちは軽く会釈。
次に、雅さんと目があった。
あっちは、驚いてどうしたらいいかわからないように目をきょろきょろさせている。
でも、次の瞬間意と決したように会釈してきたから、俺も会釈した。
席につくと
「おはよう。」
三木が後ろから挨拶してきたから、前を向いたまま返した。
授業はそのままなにもなかったかのように進む。
なんか、中学の時とちょっと違う感じ。
先生も、遅刻がそれほどめずらしいって感覚がないみたいで。
こういうところにも、中学との違いを感じた。
「今何ページやってんの?」
「13。」
三木にページ数をきいて、教科書を開く。
ノートをとろうと思ったけど、途中からだとどうも気がでない。
もう、いっか。
あとで誰かに見せてもらおう。
そんな気の緩みからか、昨夜のことを気にしながら葵と登校してきた疲れからか
俺はすぐに眠くなり
遅刻してきたのにも関わらず、そのまま意識を手放した。
横山さんが軽く手を振っているから、こっちは軽く会釈。
次に、雅さんと目があった。
あっちは、驚いてどうしたらいいかわからないように目をきょろきょろさせている。
でも、次の瞬間意と決したように会釈してきたから、俺も会釈した。
席につくと
「おはよう。」
三木が後ろから挨拶してきたから、前を向いたまま返した。
授業はそのままなにもなかったかのように進む。
なんか、中学の時とちょっと違う感じ。
先生も、遅刻がそれほどめずらしいって感覚がないみたいで。
こういうところにも、中学との違いを感じた。
「今何ページやってんの?」
「13。」
三木にページ数をきいて、教科書を開く。
ノートをとろうと思ったけど、途中からだとどうも気がでない。
もう、いっか。
あとで誰かに見せてもらおう。
そんな気の緩みからか、昨夜のことを気にしながら葵と登校してきた疲れからか
俺はすぐに眠くなり
遅刻してきたのにも関わらず、そのまま意識を手放した。