なんで俺じゃあかんねん
第7章~side葵~
私の名前は、坂井 葵。
姉は紫。
お察しのとおり、源氏物語からとったと聞きました。
弟の春也とは血がつながっていません。
複雑に思われがちやけど、実際はめっちゃ仲がいい家族だと思ってます。
そう、ごく普通の、どこにでもいる・・・
いや、その輪を乱してる人物が・・・。
「あーーーもう!!!」
「っわ!びっくりした~!どしたん?」
あ、やばい!
昼休み。教室。
いきなり声をだした私に、友達の杏ちゃんが怪訝な顔を向けてくる。
「いや、なんでもない・・・。」
あほや~もう~~。
ため息をかみ殺して、水筒からお茶を一口。
「はあ・・・・。」
飲んだあと、結局出てもた。
最近の私は、もうどうしたらいいのかわからん。
なんやねん、ほんまに。
この間の日曜のことを思い出して、腹がたってくる。
いや、ほんまに腹立つ。
どういうつもり!?
なんなん、あれ!!!だれか説明してください。
人がせっかく・・・
せっかく・・・・!!!!
姉は紫。
お察しのとおり、源氏物語からとったと聞きました。
弟の春也とは血がつながっていません。
複雑に思われがちやけど、実際はめっちゃ仲がいい家族だと思ってます。
そう、ごく普通の、どこにでもいる・・・
いや、その輪を乱してる人物が・・・。
「あーーーもう!!!」
「っわ!びっくりした~!どしたん?」
あ、やばい!
昼休み。教室。
いきなり声をだした私に、友達の杏ちゃんが怪訝な顔を向けてくる。
「いや、なんでもない・・・。」
あほや~もう~~。
ため息をかみ殺して、水筒からお茶を一口。
「はあ・・・・。」
飲んだあと、結局出てもた。
最近の私は、もうどうしたらいいのかわからん。
なんやねん、ほんまに。
この間の日曜のことを思い出して、腹がたってくる。
いや、ほんまに腹立つ。
どういうつもり!?
なんなん、あれ!!!だれか説明してください。
人がせっかく・・・
せっかく・・・・!!!!