いつか、また



彼女は雪美ちゃん。


名前に似合って透き通るような白い肌の持ち主で美人さん。


俺と同い年の18歳で高校3年生だ。


少し落ち込んでいた日。


近所の神社の前でギターを弾き語りしていた時に雪美ちゃんが声をかけてくれたのが始まりだった。


少し話してみると彼女も歌が好きだと言うことがわかった。


俺の趣味は歌うこと。


彼女の趣味もまた歌うことで


共通の趣味を持った俺達は自然と仲良くなっていった。


いつか将来の夢の話をしたとき


'歌手になりたい'


って言ってたっけな?


俺の将来の夢は武道館でライブをすること。


雪美ちゃんは


「亮介くんなら絶対できるよ!」


って応援してくれた。


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