いつか、また



「雪美さ、、、、癌だったんだ。」


「、、、、、え?」


自分でも驚くほど間抜けな声を出していた。


「亮介には言うなって言われてた。」


「え、、、じゃあいま入院してんの?」


俺の言葉に博貴は顔を上げる。


その目には涙がたまっていた。


「昨日、、、亡くな、、、、った。」


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