いつか、また



今日はレコーディングの日だった。


さすがにそろそろ仕事をしないとライブに間に合わない。


俺はスタジオに来ていた。


「お願い、、、、、します。」


ブースに入ってヘッドフォンをつける。


イントロが流れだすと涙が止まらなくなった。


あの日書いた曲。


雪美ちゃんのことを思いながら書いた、、、、、あの曲。


誰かが曲を止める。


足に力が入らなくなってその場に座り込んだ。


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