いつか、また



マネージャーに楽屋に戻るように言われて楽屋にいた。


「亮介、、、、、、。」


いつものように時計を眺めていると博貴が楽屋に入ってきた。


「なぁ、、、、博貴。なんで時って止まらないんだと思う?雪美ちゃんがいないのに、、、、なんで時って進むんだ?」


俺の中では止まっているのに。


「巻き戻せたらいいのにな、、、、」


雪美ちゃんのいない世界なんて俺には意味無くて。


巻き戻したい。


雪美ちゃんの笑顔のある時まで、、、、、


巻き戻せたらいいのに。


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