いつか、また



最後のページ。


下の方に小さく何かが書いてあるのを見つけた。


『死ぬのが怖い。少し前までは怖くなかったのにな。生きたい。亮介くんの夢が叶うところを見届けたい。生きて、亮介くんの歌声を聞きたい。亮介くんの歌声が、、、、何よりも効く薬だから。』


「雪美、、、、ちゃん、、、、、、」


涙が止まらなかった。


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